ニュースでよく耳にする
「GDPが成長」「物価が上昇」「景気は足踏み」
これらはすべて経済指標をもとに語られています。
株価は短期的には大きく動きますが、
中長期では“景気の流れ”に沿って動くのが基本です。
この記事では、X(旧Twitter)で紹介した株用語155〜161について、
・何を示す指標なのか
・どんな場面で注目されるのか
・投資ではどう使えばいいのか
を、初心者目線でやさしく整理します。
155|GDP(国内総生産)
GDPは、一定期間に国内で生み出されたモノやサービスの付加価値の合計です。
国全体の経済規模・成長力を示す、最も重要な経済指標です。
GDPが伸びている=企業活動や消費が活発
GDPが縮小している=景気が弱っている
という大きな判断材料になります。
投資の視点:
GDP成長率が安定してプラスの国・地域は、
株式市場も中長期で成長しやすい傾向があります。
156|日銀短観
日銀短観は、日本銀行が実施する企業向けの景況感アンケートです。
特に注目されるのが業況判断DIです。
DIは、
「良い」と答えた企業の割合 − 「悪い」と答えた企業の割合
で算出されます。
プラス:景気が良いと感じる企業が多い
マイナス:景気が悪いと感じる企業が多い
株価は実体経済より先に動くため、
日銀短観は景気の先行指標として重視されます。
157|消費者物価指数(CPI)
CPIは、モノやサービスの価格の変化を示す指標です。
インフレ(物価上昇)・デフレ(物価下落)の判断材料になります。
CPIが上昇 → インフレ傾向
CPIが低下 → デフレ傾向
物価上昇が強すぎると、
利上げ → 株価には逆風となる場面もあります。
ポイント:
インフレ=必ずしも株価に悪いわけではありません。
適度なインフレは企業利益を押し上げる場合もあります。
158|完全失業率
完全失業率は、働く意思があるのに職がない人の割合です。
失業率が低い:雇用が安定 → 景気は底堅い
失業率が高い:雇用悪化 → 景気後退のサイン
雇用指標は遅行指標とされ、
景気が悪化してから数字に表れやすい特徴があります。
159|鉱工業生産指数
鉱工業生産指数は、工場での生産活動の活発さを示す指標です。
特に製造業の景気を見る際に重視されます。
指数が上向いていると、
設備投資関連株・景気敏感株に追い風となりやすいです。
160|PMI(購買担当者景気指数)
PMIは、企業の購買担当者へのアンケートをもとにした景気先行指標です。
50以上:景気拡大
50未満:景気後退
発表が早く、市場の反応も速いため、
短期的な相場の空気感を知るのに役立ちます。
161|ISM指数
ISM指数は、アメリカの製造業・非製造業の景況感を示す指標です。
米国経済の影響力は大きく、日本株にも影響します。
特に、
米国株 → 日本株
という流れを意識する投資家には欠かせません。
まとめ|経済指標は「相場の地図」
経済指標は、相場を当てるための数字ではありません。
今は拡大局面か、減速局面か
どの業種が有利か
を判断するための地図です。
GDP・CPI・雇用・PMIを組み合わせて見ることで、
相場の動きに振り回されにくくなります。
次のステップ|実際の数字を見てみる
知識を本物にする一番の近道は、
実際の経済指標を「生の数字」で見ることです。
おすすめの一歩
証券会社の経済カレンダーを見るだけでも、
「発表 → 市場の反応 → 次の予想」の流れが見えてきます。
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免責事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄や投資行動を推奨するものではありません。
投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
👤 この記事を書いた人
よよみり|50代・宅建士・FP2級の現役サラリーマン
不動産業界32年、新NISA月10万円積立中。
資産形成・副業・健康習慣を等身大で実践しています。
このブログでは、50代からでも遅くない「老後資金づくり」と「ムリしないセミリタイア準備」をテーマに、 実体験ベースでまとめています。 → ブログトップページはこちら


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