株用語㉓|経済指標編まとめ|景気の流れがわかると投資判断がブレなくなる

株用語23 株用語入門

ニュースでよく耳にする
「GDPが成長」「物価が上昇」「景気は足踏み」
これらはすべて経済指標をもとに語られています。

株価は短期的には大きく動きますが、
中長期では“景気の流れ”に沿って動くのが基本です。

この記事では、X(旧Twitter)で紹介した株用語155〜161について、
・何を示す指標なのか
・どんな場面で注目されるのか
・投資ではどう使えばいいのか

を、初心者目線でやさしく整理します。


155|GDP(国内総生産)

GDPは、一定期間に国内で生み出されたモノやサービスの付加価値の合計です。
国全体の経済規模・成長力を示す、最も重要な経済指標です。

GDPが伸びている=企業活動や消費が活発
GDPが縮小している=景気が弱っている
という大きな判断材料になります。

投資の視点:
GDP成長率が安定してプラスの国・地域は、
株式市場も中長期で成長しやすい傾向があります。


156|日銀短観

日銀短観は、日本銀行が実施する企業向けの景況感アンケートです。
特に注目されるのが業況判断DIです。

DIは、
「良い」と答えた企業の割合 − 「悪い」と答えた企業の割合
で算出されます。

プラス:景気が良いと感じる企業が多い
マイナス:景気が悪いと感じる企業が多い

株価は実体経済より先に動くため、
日銀短観は景気の先行指標として重視されます。


157|消費者物価指数(CPI)

CPIは、モノやサービスの価格の変化を示す指標です。
インフレ(物価上昇)・デフレ(物価下落)の判断材料になります。

CPIが上昇 → インフレ傾向
CPIが低下 → デフレ傾向

物価上昇が強すぎると、
利上げ → 株価には逆風となる場面もあります。

ポイント:
インフレ=必ずしも株価に悪いわけではありません。
適度なインフレは企業利益を押し上げる場合もあります。


158|完全失業率

完全失業率は、働く意思があるのに職がない人の割合です。

失業率が低い:雇用が安定 → 景気は底堅い
失業率が高い:雇用悪化 → 景気後退のサイン

雇用指標は遅行指標とされ、
景気が悪化してから数字に表れやすい特徴があります。


159|鉱工業生産指数

鉱工業生産指数は、工場での生産活動の活発さを示す指標です。
特に製造業の景気を見る際に重視されます。

指数が上向いていると、
設備投資関連株・景気敏感株に追い風となりやすいです。


160|PMI(購買担当者景気指数)

PMIは、企業の購買担当者へのアンケートをもとにした景気先行指標です。

50以上:景気拡大
50未満:景気後退

発表が早く、市場の反応も速いため、
短期的な相場の空気感を知るのに役立ちます。


161|ISM指数

ISM指数は、アメリカの製造業・非製造業の景況感を示す指標です。
米国経済の影響力は大きく、日本株にも影響します。

特に、
米国株 → 日本株
という流れを意識する投資家には欠かせません。


まとめ|経済指標は「相場の地図」

経済指標は、相場を当てるための数字ではありません。

今は拡大局面か、減速局面か
どの業種が有利か

を判断するための地図です。

GDP・CPI・雇用・PMIを組み合わせて見ることで、
相場の動きに振り回されにくくなります。


次のステップ|実際の数字を見てみる

知識を本物にする一番の近道は、
実際の経済指標を「生の数字」で見ることです。

おすすめの一歩

証券会社の経済カレンダーを見るだけでも、
「発表 → 市場の反応 → 次の予想」の流れが見えてきます。

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免責事項

本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄や投資行動を推奨するものではありません。
投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。

👤 この記事を書いた人

よよみり|50代・宅建士・FP2級の現役サラリーマン
不動産業界32年、新NISA月10万円積立中。
資産形成・副業・健康習慣を等身大で実践しています。

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