⚠️ 注意事項
本記事は投資に関する一般的な情報提供を目的としています。投資判断は必ずご自身の責任で行い、不明点は証券会社や専門家にご相談ください。投資には元本割れリスクがあります。
はじめに
株式投資を学ぶうえで避けて通れないのが「数字の読み方」です。
今回は、株初心者が必ず覚えておきたい7つの基本指標を解説します。
⑧ 株価
市場で売買される1株あたりの価格。
需給・業績・金利・ニュースなど様々な要因で変動します。
株価単体ではなく、他の指標とあわせて判断することが大切です。
⑨ 出来高
その日に売買された株数の合計。
- 多い場合:注目度・流動性が高い
- 少ない場合:売買が成立しにくく値動きが荒い可能性
株価変動の勢いを読む参考にもなります。
⑩ 時価総額
株価 × 発行済株式数で算出される企業価値。
- 大企業:時価総額が大きい
- 中小企業:時価総額が小さい
企業の規模を比べる際の目安になります。
⑪ PER(株価収益率)
株価 ÷ 1株当たり利益(EPS)で算出される指標。
「株価が利益の何年分か」を示し、割安・割高の判断に利用されます。
⑫ PBR(株価純資産倍率)
株価 ÷ 1株当たり純資産で算出される指標。
「企業の解散価値に対して株価がどの程度か」を表します。
⑬ 配当利回り
1株あたり年間配当金 ÷ 株価 × 100 で算出される指標。
投資金額に対してどの程度配当を受け取れるかの目安になります。
⑭ 株主優待利回り
株主優待の価値 ÷ 株価 × 100 で算出される指標。
食品・旅行・金券などの優待内容を配当に加えることで「実質利回り」がわかります。
まとめ
今回紹介した「株価・出来高・時価総額・PER・PBR・配当利回り・株主優待利回り」は、企業の価値や投資の魅力度を測る基本指標です。
これらを組み合わせて理解すると、企業の“見方”が大きく変わります。
次回は「株の売買編」を解説予定です。
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