公開日:2025-11-04|執筆:よよみり
新NISAが始まり、50代から投資を始める人が増えている。
ただし、「NISAだから何でも買っていい」は大きな間違いだ。
証券会社や銀行の窓口で勧められるまま買うと、大きな損失を出す可能性がある。
実際に投資をしている立場から、50代が絶対に避けるべき3つの投資商品を解説する。
結論|50代のNISAは「シンプル・低コスト・長期保有」が鉄則
50代が避けるべき3つの商品
- ① 毎月分配型投資信託(元本を削って配当)
- ② テーマ型ファンド(高コスト・短命)
- ③ レバレッジ型ETF(リスク高すぎ)
代わりに選ぶべきは:
- オルカン(全世界株式)
- S&P500(米国株式)
- バランスファンド
前提:新NISAは「非課税」だが「損失も繰り越せない」
新NISAの仕組みを簡単におさらい。
注意点
- 損失が出ても税控除なし
- 非課税枠は一度使うと戻らない
つまり:損を出すと非課税のメリットが消える。だからこそ、商品選びが重要。
避けるべき商品① 毎月分配型投資信託
致命的な問題
- 分配金の正体は「元本の取り崩し」
- 信託報酬が高い(年1.5%前後)
私の本音:毎月分配型は「見かけ上の配当」。複利効果が失われ、50代には致命的。
避けるべき商品② テーマ型ファンド
リスクの実態
- 流行が終わると暴落
- 高コスト(年1.8%)
私の本音:テーマ型は短命。長期投資のつもりが投機になりがち。
避けるべき商品③ レバレッジ型ETF
危険ポイント
- 下落も2〜3倍で動く
- 減価リスクで長期保有不可
私の本音:レバETFは短期トレード向け。50代の資産形成とは真逆。
避けるべき商品と選ぶべき商品(比較表)
| 商品 | リスク | 手数料 | 50代向け度 |
|---|---|---|---|
| 毎月分配型 | 中 | 高 | ❌ |
| テーマ型 | 高 | 高 | ❌ |
| レバレッジ型 | 超高 | 高 | ❌ |
| オルカン | 中 | 超低 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| S&P500 | 中 | 超低 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| バランスファンド | 低 | 低 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
50代が選ぶべきNISA商品3選
- ① eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)
- ② eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- ③ eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
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まとめ
- 50代が避けるべき商品:毎月分配型・テーマ型・レバレッジ型
- 選ぶべきはオルカン・S&P500・バランス型
- 焦らず、低コスト・長期・分散が鉄則
※本記事は情報提供を目的としています。投資判断は自己責任でお願いします。


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