⚠️ 重要な注意事項
本記事は筆者の体験と調査に基づく情報提供であり、特定商品の推奨や投資勧誘を目的とするものではありません。投資は元本割れのリスクを伴います。最終判断はご自身で行い、必要に応じて金融機関や専門家へご相談ください。
はじめに
「世界中に分散投資できるインデックスファンド」があると聞き、興味を持ったのがオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))。
50代から投資を始める私にとって、「ひとつの商品で世界中に分散」という手軽さは大きな魅力でした。
オルカンとは?
正式名称はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。三菱UFJアセットマネジメントが運用するインデックス型投資信託で、日本を含む先進国・新興国の約50ヵ国、3,000銘柄以上に投資します。
MSCIオール・カントリー・ワールド指数(ACWI)に連動し、地理的・業種的に幅広い分散を実現します。
- 信託報酬は業界最低水準(長期投資向けの低コスト)
- 1本で全世界株式市場に分散可能
- 新NISAにも対応、小額から投資可能
私の運用状況(2025年9月時点)
- 評価額:1,219,099円(評価損益 +169,099円/+16.10%)
- 積立額:毎月5万円(新NISA積立投資枠内)
※数値は執筆時点の一例です。今後の成果を保証するものではありません。
メリット(感じた魅力)
- これ1本で世界中に分散:先進国・新興国含め約3,000銘柄に投資。
- 低コスト運用:インデックス型で信託報酬が非常に安い。
- シンプル運用:他ファンドと組み合わせ不要で、ほったらかし投資に向く。
- 長期成長の取り込み:世界経済全体の成長がリターンに反映されやすい。
- 新NISA対応:小額から世界分散投資を始められる。
デメリット・注意点
- 米国比率が高い:全世界投資でも約6割は米国株。
- 為替リスク:円高局面では評価額が下がる可能性。
- 短期的な値動き:世界株安の局面では大きく下落する。
- 元本割れリスク:株式型投資信託なので元本保証なし。
- 効率的分散ではない可能性:業種・国別の偏りは残る。
- 新興国比率が低い:約10%程度で、成長国集中投資には物足りない。
続けるコツ(50代視点)
- 積立を自動化:クレジットカードや口座引き落としで習慣化。
- 短期の値動きは気にしない:世界全体を見据えた長期目線。
- 生活防衛資金と分ける:暴落時でも売らずに耐えられる資金管理。
- 年1回の点検:信託報酬や他ファンドとの比較を忘れずに。
まとめ
オルカンは「これ1本で世界中に分散投資」「低コスト」という強みを持つファンドです。
50代からでも世界経済の成長を取り込みながら、シンプルに資産形成を進められるのは大きな魅力。ただし米国比率や為替変動リスクもあるため、生活資金とは切り離して無理のない範囲で積立を続けるのがポイントです。
免責事項
・本記事は情報提供であり、投資勧誘ではありません。
・投資には元本割れリスクがあります。過去の実績は将来を保証しません。
・商品選択や積立額はリスク許容度・家計状況に応じて検討してください。
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