50代になると、若い頃に加入した養老保険の満期が現実的な時期に入ってきます。
「このまま続けていいのか」「解約した方がいいのか」
迷っている方は少なくありません。
結論から言うと、養老保険は一律に続ける・解約するものではありません。
大切なのは、今の家計と老後設計に合っているかを冷静に確認することです。
養老保険とは?(おさらい)
養老保険は、「保障」と「貯蓄」を兼ねた保険です。
- 満期まで生存 → 満期保険金を受け取れる
- 途中で死亡 → 死亡保険金が支払われる
一見すると優秀ですが、注意点もあります。
- 保険料が高め
- 途中解約は元本割れしやすい
- 資金の使い道が固定される
50代で養老保険を見直すべき理由
50代は、家計と人生設計が大きく変わる時期です。
- 住宅ローンの終盤
- 教育費のピークアウト
- 老後資金の現実的な準備段階
にもかかわらず、「なんとなく続けている」養老保険が固定費として残っているケースは非常に多いです。
ここから先は、惰性で払い続けるか、意味を持って続けるかの分かれ道になります。
判断軸① そのお金の「目的」は明確ですか?
まず確認すべきは、養老保険を何のために持っているのかです。
- 老後資金の一部
- 住宅修繕・リフォーム資金
- 万一時の備え
もし「特に決まっていない」のであれば要注意です。
目的が曖昧なまま資金を固定するのは、50代ではリスクになります。
判断軸② 家計に「余力」はありますか?
養老保険の保険料は、他の保険と比べて高めです。
以下に当てはまる場合は、一度立ち止まる価値があります。
- 老後資金の見通しが立っていない
- 貯蓄より保険料の方が重い
- 他の固定費見直しが進んでいない
保険は家計を守る道具であって、家計を圧迫する存在ではありません。
判断軸③ 満期まで「待つ価値」はありますか?
養老保険の最大の特徴は満期保険金です。
次の点を必ず確認してください。
- 満期まで何年あるか
- 満期金額はいくらか
- 今解約した場合の返戻金との差
満期が近く、元本割れがほぼ解消されている場合は、
「満期まで持つ」という判断も十分合理的です。
「解約=失敗」ではありません
養老保険を解約すると、
「もったいない」「損をする気がする」
そう感じる方は多いです。
しかし重要なのは、これからのお金の使い方です。
- 生活防衛資金の確保
- 老後資金の見える化
- 長期投資への回し替え
目的を持って使えるお金に変わるなら、
解約は前向きな選択になり得ます。
まとめ:養老保険は「今の自分基準」で判断する
養老保険は、加入当時の判断が間違っていたわけではありません。
ただし、50代の家計と20代・30代の家計は別物です。
- 目的が合っているか
- 家計に余力があるか
- 満期まで持つ意味があるか
この3つを確認し、納得して続ける or 納得して手放す。
それが後悔しない養老保険の向き合い方です。
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※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、特定の保険商品の加入・解約を推奨するものではありません。実際の判断は、契約内容や家計状況をご確認のうえご自身で行ってください。
👤 この記事を書いた人
よよみり|50代・宅建士・FP2級の現役サラリーマン
不動産業界32年、新NISA月10万円積立中。
資産形成・副業・健康習慣を等身大で実践しています。
このブログでは、50代からでも遅くない「老後資金づくり」と「ムリしないセミリタイア準備」をテーマに、 実体験ベースでまとめています。 → ブログトップページはこちら


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