「老後は医療費が不安だから、保険は多めに入っておいた方が安心」
そう思っている方は、決して少なくありません。
ですが実際には、年金生活に入ってからも、毎月数万円の保険料を払い続けているケースが多く存在します。
これは、特別なお金持ちの話ではありません。
むしろ、まじめで堅実に生きてきた世代ほど、
「見直すきっかけがないまま」続けてしまっている印象があります。
年金生活でも保険料が下がらない理由
本来、収入が現役時代より減る年金生活では、
固定費は自然と軽くなっていくのが理想です。
それでも保険料が高止まりしてしまう理由は、シンプルです。
- 加入した当時のまま、内容を見直していない
- 「もったいない」「今さら変えるのが不安」と感じている
- 仕組みを理解しないまま、更新を続けている
多くの場合、保険そのものが悪いのではありません。
「知らないまま続いてしまう構造」に問題があります。
「もしもの安心」が、生活の余裕を削っていることも
保険は、本来「もしものとき」に備えるものです。
しかし、毎月の負担が重くなりすぎると、別の問題が出てきます。
- 旅行や外食を控えるようになる
- 趣味や楽しみを我慢する
- 生活費そのものに不安を感じる
結果として、
「安心のための保険」が、日常の自由度を奪ってしまうこともあります。
実は知られていない前提条件があります
多くの方が見落としがちなのが、
公的医療制度の存在です。
日本には、医療費の自己負担に上限を設ける仕組みがあります。
この制度を知っているかどうかで、
「必要な保険の量」は大きく変わります。
👉 医療費の自己負担に上限がある 高額療養費制度については、こちらの記事で詳しく解説しています
※ 制度の内容は年齢・所得区分などで異なります。必ずご自身の条件で確認してください。
「知らなかった」だけで続いているケースが多い
ここで大切なのは、
「判断を間違えた人が悪い」という話ではないという点です。
・説明を受けたのは何十年も前
・制度が変わっていることを知らない
・見直すタイミングがなかった
こうした理由が重なり、
結果的に負担が重くなっているだけのことがほとんどです。
私自身も「知らずに続ける怖さ」を感じました
私自身、家計や資産形成を見直す中で、
「よく分からないまま続けている支出」がいくつもありました。
その中で強く感じたのが、
知らないこと自体が、一番のリスクになるということです。
👉 50代で実際に悩んだ判断や考え方は、 こちらの記事で実体験としてまとめています
まとめ:責めるより、気づくことが第一歩
年金生活で月数万円の保険料を払っている方の多くは、
だまされたわけでも、浪費したわけでもありません。
ただ、
「見直す情報ときっかけがなかった」
それだけのことがほとんどです。
もしこの記事を読んで、
「一度ちゃんと整理してみようかな」と感じたなら、
それだけでも大きな一歩です。
関連記事(全体像を整理したい方へ)
※ 本記事は特定の保険商品を否定・推奨するものではありません。
ご自身の状況に応じて、制度や支出を整理するための情報提供を目的としています。
👤 この記事を書いた人
よよみり|50代・宅建士・FP2級の現役サラリーマン
不動産業界32年、新NISA月10万円積立中。
資産形成・副業・健康習慣を等身大で実践しています。
このブログでは、50代からでも遅くない「老後資金づくり」と「ムリしないセミリタイア準備」をテーマに、 実体験ベースでまとめています。 → ブログトップページはこちら


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