50代。サラリーマン生活もそろそろ終盤戦を迎える年齢になりました。
「このまま会社にしがみつくだけでいいのか?」
「もし退職したら、自分には何が残るのか?」
そんな思いが、日に日に強くなってきたのです。今回は、私が副業としてX(旧Twitter)とブログを始めた理由、そしてその裏側について、正直にお話しします。
「あと10年、この会社で働けるか?」という現実的な不安
転職して今の職場に落ち着き、少し時間に余裕ができました。そのおかげで、これまで目をそらしていた「将来のお金」や「自分の武器」について、真剣に考えるようになったのです。
朝は少し早起きして副業の勉強。昼休みにタイピング練習。夜はブログの構成を考えたり、Xで発信したりする日々が始まりました。
そんな毎日の中で、ふと思ったのです。
「この会社を辞めた後、自分には何が残るのか?」
「今のうちに収入の柱をもう一本つくっておきたい」
収入の柱をもう一本:Xとブログを選んだ3つの理由
副業といっても、選択肢は無数にあります。その中で私がXとブログの発信活動を選んだ理由は、以下の3つでした。
① 初期費用がほぼかからない
パソコンとネット環境があれば始められます。私もMacBookを1台買っただけでスタートできました。他の副業と比べて、リスクが圧倒的に低いのが魅力でした。
② 自分の経験がそのまま”資産”になる
30年間の営業経験、健康習慣の試行錯誤、投資での失敗談。これらの体験がブログやXで「誰かの役に立つ情報」として形になります。自分が生きてきた道のりが、そのまま価値になるのです。
③ 時間の融通がきき、副業バレもしにくい
早朝や夜にこっそり作業できますし、会社に知られにくいのもメリットでした。本業に支障をきたすことなく、自分のペースで進められる点が決め手となりました。
「誰かの役に立ちたい」という純粋な気持ち
副業はお金のため。それは確かにあります。しかし、もうひとつ大きかったのは、
自分の経験や知識を、誰かの”失敗防止”に役立てたい
という気持ちでした。
たとえば、不動産を買おうとしている若い夫婦、健康診断に無関心な同僚、貯金ゼロで不安なままの50代男性。自分が歩いてきた道だからこそ、伝えられることがあるはずだと感じたのです。
世の中には、伝えることで救える人がいる
30年近い社会人経験の中で、「これ、誰かに言ってあげたかったな…」という場面に何度も出くわしてきました。
- 不動産の契約で失敗しそうな若い夫婦
- 住宅ローンの借りすぎで生活が破綻しそうな家庭
- 健康診断の結果に無頓着な50代の同僚
- お金に無関心で、将来に漠然とした不安を抱える部下
私の中に蓄積された経験と失敗談は、誰かの未来を守るヒントになるのではないか。そう思ったとき、「発信」が一つの使命に変わりました。
X(旧Twitter)では日々の気づきや習慣を、ブログではもう少し深掘りした情報や実体験を。そんな風に使い分けながら、副業を”自分の強みを活かす場”にしています。
発信は資産になる:遅すぎることはない
正直に言うと、最初は全然うまくいきませんでした。
文章は苦手。タイピングも遅い。Canva?ChatGPT?何それ?という状態からのスタートでした。
でも、コツコツ積み上げていくと、少しずつ誰かが「いいね」してくれる。「参考になりました」と言ってくれる。その一つ一つが、小さな報酬になりました。
副業といっても、最初から稼げるわけではありません。しかし、「時間をかけて築いた信頼」こそが、将来の資産になると信じています。
まとめ:50代こそ”発信”を武器にできる
Xとブログを始めて気づいたのは、「50代は武器が多い」ということです。
- 30年の社会人経験
- 若い世代が知らない現場の知恵
- 人の痛みを想像できる力
これらは、AIにも代替できない”人間力”だと思います。
私が発信を始めた理由は、誰かの役に立ちたい。そして、もう一度、自分を信じたかったから。
もしあなたが「副業をやってみたいけど不安」というなら、こう言いたい。
大丈夫。やってみてから考えても遅くない。
発信は、50代の”第二のスタート”にぴったりの武器です。
この記事があなたの第一歩のきっかけになれば幸いです。一緒に頑張りましょう。
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