執筆:よよみり|初出:2025-06-25|最終更新:2025-10-14
「え、今さら転職?」──そんな声もありました。でも今なら、50代での転職は“ベストな決断”だったと言えます。出世・年収だけを追いかけていた日々から一転、自分らしい“ちょうどいい働き方”に出会えたからです。
こんな方におすすめの記事です:
- ✅ 50代で転職を考えているが、一歩が踏み出せない
- ✅ 出世競争に疲れてしまった
- ✅ 年収よりも生活の質を重視したい
- ✅ 自分らしい働き方を見つけたい
出世競争からの卒業|がむしゃらだった過去の自分
大手ハウスメーカーで32年。会議と数字、評価と昇進のループ。気づけば、家族や健康よりも仕事が優先で、常に時間に追われていました。
「このまま60代を迎えて後悔しないか?」
その違和感が、50代で転職を決意するきっかけになりました。今思えば、あの一歩が人生を取り戻す転機だったのです。
転職前の不安|それでも一歩を踏み出せた理由
- 年収は下がるのでは? → 実際に少し下がりました。ただし残業・通勤・ストレスが減り、満足度は上昇。
- 50代は採用されないのでは? → 中小企業の改善ポジションや不動産・建設・介護・物流・管理職など、経験価値が活きる領域に道がある。
- 家族はどう思う? → 家計と健康・時間の試算表を作り、暮らし全体のメリットで対話。
※データでも50代転職は一定数存在し、年収は平均で前年収比5〜15%減の事例が多い一方、勤務負荷の低下で満足度が上がる傾向があります(公的統計・民間調査より)。
50代転職|私が実際にやった5つのステップ
- 棚卸し:「仕事・家族・健康・お金」を◯△×で評価し、何を変えたいかを言語化。
- 職務経歴の再編集:成果を「数字×役割×手順」で1案件ずつ短文化(例:来店〜契約率18%→27%/導線設計・接客標準化)。
- 面談:地域密着企業を中心に、社長直下ポジションの改善ニーズを確認。
- 比較:年収“総額”でなく可処分時間と心身負荷で比較。
- 並走:副業ブログを並走し、収入の分散と「辞める自由」を確保。
転職して実感した3つの「ゆとり」
- ⏰ 時間のゆとり:定時退社が基本。朝晩に副業や学びの時間が持てる
- 🤝 人間関係のゆとり:派閥も競争もなく、協力し合える職場環境
- 🧘 心のゆとり:ストレスが減り、自分の体をいたわる余裕ができた
転職後のデメリット|正直に話します
- 💰 年収はやや減少(ただし残業・通勤・医療費リスクなどを含めれば体感はプラス)
- 🧩 大企業の仕組みがない分、自走力が必要
- 📈 キャリアの看板より、自分の価値で勝負するプレッシャー
⚠️ こんな人には50代転職はおすすめしません
- 「年収だけ」を唯一の尺度にしている
- 環境が変わっても習慣は変えないつもり
- 家族と話し合うつもりがない
逆に、暮らしの質・健康・家族時間を重視できる人には向いています。
“ちょうどいい働き方”は、自分で選んでいい
人生100年時代。働き方を見直すのに、年齢は関係ありません。今日できる一歩はこれだけです。
今日の一歩:「仕事・家族・健康・お金」の4指標で現状と理想を◯△×でメモ。ギャップが見えれば、転職か、副業か、現職の改善か──次の選択が自然に決まります。
▼ 具体的な動き方はこちら(方法論) 近日公開予定
50代の転職|32年勤めた会社員が考える「次の働き方」【実体験+方法】
※3つの壁と対策/おすすめ転職サービス/副業との組み合わせを解説
☕ 編集後記
現在の活動:
- 📝 WordPressで投資・副業・キャリアを発信
- 🐦 Xで毎日、株用語や投資情報を投稿
- 💰 新NISA・インデックス投資で資産形成(※投資は元本割れリスクあり)
- ♨️ 妻と「よし夫婦」ブランドで温泉旅行情報も準備中
これからも、焦らず、自分らしく。同じように悩む誰かの背中を、そっと押せたら嬉しいです。
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免責:本記事は筆者の実体験に基づく内容です。条件や感じ方は個人差があります。応募・契約・投資は最新情報をご確認のうえ自己判断でお願いします


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