転職するまで32年勤めた会社では、山あり谷あり、いろんな出来事がありました。
その中でも、今でも思い出すと「うわぁ…」と顔を覆いたくなるような、“やらかしエピソード”がいくつかあります。
当時は真っ青になっても、いま振り返ると笑えて、ちょっとだけ成長の糧になったこと。
そんな恥ずかしくも学びのあるエピソードを、3つ厳選してご紹介します。
やらかし①:資料をまるっと忘れて商談へ
ある日、大事なプレゼンに向かって意気揚々と出発。
ところが現地に着いてカバンを開けると…
「資料がない!」
会社に置きっぱなしでした。
真っ青になりましたが、やるしかありません。頭にある内容を絞り出し、ホワイトボードと身振り手振りで即興プレゼン!
結果、お客様との距離が近くなって、想像以上に盛り上がりました。
学び:準備は8割。でも、いざというときの“空手でも戦える力”も大事。
やらかし②:お客様の名前を盛大に間違える
長年お付き合いのあるお客様。大切にしていたはずなのに、うっかり「〇〇さん」と他の名前を呼んでしまいました。
お客様は笑って許してくださいましたが、私は穴があったら入りたい気持ちでした。
学び:名前は“相手を大事にしている”証。覚える努力と、丁寧に扱う気持ちは常に持っておくべき。
やらかし③:社内全体に誤送信メール
上司に送るはずだったメールを、社内全員に誤送信。
しかも、ちょっと愚痴っぽい内容だったので、血の気が引きました。
すぐに謝罪と訂正文を送り、ひとりひとりにフォロー。
しばらく“送信ボタン恐怖症”になったのは言うまでもありません。
学び:メールは一拍おいて確認。“送信ボタンは3秒ルール”を今も守っています。
まとめ|やらかしから学んだこと
- 失敗は誰にでもある。でも、リカバリーと誠意で信頼は取り戻せる
- やらかしこそ成長のチャンス。振り返れば財産になる
- 笑える失敗談を持っている人の方が、人間味がある
これから転職やキャリアに悩んでいる方へ。
失敗を恐れず、一歩ずつ前に進んでいきましょう。
コメント